ケアのあと、ふと目が合ったその瞬間
バタバタと業務をこなしている最中、
処置やケアが終わって立ち去ろうとしたとき――
患者さんが、目を見てこう言ってくれることがある。
「ありがとうね」
たった一言。
でも、ものすごく心にしみる。
その“ありがとう”には、いろんな想いが詰まってる

- 丁寧に接してくれてありがとう
- 話をちゃんと聞いてくれてありがとう
- 忙しいのに、時間をとってくれてありがとう
全部を言葉にできないけど、
目を見て伝えてくれる“ありがとう”には、
その人なりのたくさんの想いが乗っている気がする。
疲れていたはずの心が、ふっとやわらぐ
正直、今日もしんどかった。
腰も痛いし、休憩も短かったし、終わらない記録に追われていた。
でも、その一言で――
「あ、今日もやってよかったな」
「わたしのケア、届いてたんだな」
そう思えるだけで、少し気持ちが変わる。
看護のやりがいは、“誰かの心に届いた”ときに感じる
テクニックでも、スピードでもなくて、
一人の人として“向き合った時間”があったからこそ、返ってくる言葉。
「ありがとう」は、
ただの挨拶じゃなくて、
看護師にとっては“こころのエネルギー”になる。

▼この記事を書いた人
病棟・外来・保育園など多様な職場を経験し、今は企業勤務の産業保健師。
看護師を続けてこれたのは、数えきれない「ありがとう」のおかげだと本気で思っています。
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