今日もバタバタだった。それでも…
業務に追われて、
ナースコールが鳴り止まず、
時間に追われて処置と記録を繰り返す。
「もう疲れた…」
「あと何時間で終わるんだろう…」
そんな1日のなかで、ふと。
「クスッ」って笑えた瞬間があった。

患者さんの一言。スタッフの冗談。小さな“やりとり”
- 患者さんが言った思わぬギャグ
- 同僚のさりげないツッコミ
- ケア中にふいにこぼれた笑顔
そんな何気ないやりとりが、
ほんの一瞬、空気をやわらかくしてくれる。
「あぁ…笑っていいんだった」
って思える時間。

笑うって、気持ちに“余白”ができるってこと
どんなに緊張していても、
どんなに神経を張りつめていても、
笑えたってことは、
そこに“自分の感情”がちゃんとあるってこと。
忙しさの中で忘れかけてた“わたしらしさ”を、
思い出させてくれるのが、笑いなんだと思う。
そんな瞬間があった日は、「今日はいい日」かもしれない
勤務の内容がどうだったとか、
トラブルがあったとか、
患者さんが多かったとか。
もちろん大事なことだけど、
最後にちょっとでも笑えてたなら――
「今日も、悪くなかったな」って思える。

▼この記事を書いた人
病棟・外来・保育園など多様な職場を経験し、今は企業勤務の産業保健師。
ナースの笑顔が生まれる瞬間が、いちばん好きです。
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