ナースシューズ脱いだ瞬間、世界が変わる

勤務終わり。更衣室でナースシューズを脱いだとたん――
「ああぁぁぁ……足が、棒」
もうこの感覚、全国の看護師さん全員と握手したいくらい共通の感覚じゃないですか?
勤務中は座るヒマもない。
トイレに行く時間すら惜しい。
1万歩?いやいや、2万歩超えてるでしょ今日。
立ちっぱなし+動きっぱなし=疲労マックス
看護師の仕事って、「立ってる」だけじゃない。
立ちながら、歩いて、持って、運んで、移乗して、しゃがんで、立って…
一日中、スクワットしてるようなもんです。
しかも、気も張ってるから交感神経も全開。
どこかで座りたいなって思っても、
患者さんのナースコール、次の処置、記録…止まらない。
「足が痛い」とすら思えなくなる日もある

勤務中はアドレナリンで気づかないけど、
更衣室で靴を脱いだ瞬間、
ズーン…と、足の裏から重力がきたみたいにだるい。
ふくらはぎがパンパンで、
靴下の跡がくっきり残ってたりして、
「今日、どんだけむくんでんの…?」
って、思わず笑っちゃう日もある。
それでも明日もまた、ナースシューズを履く自分へ
しんどい、足痛い、寝たい。
でも翌朝にはまた、ナースシューズを履いて、
「よし、今日も頑張ろ」って自分を立たせている。
ほんと、それだけで自分を褒めてほしい。

▼この記事を書いた人
病棟・外来・保育園など多様な職場を経験し、今は企業勤務の産業保健師。
看護師の日常の「あるある」を言葉にして、ほっとできる場所を作っています。
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