目次
はじめに
保育園でよくある怪我といえば、
- 転倒によるすり傷
- 友だちとのトラブルによる噛みつき
- おもちゃや遊具での打撲 など…

子どもが元気に遊んでいるからこそ、怪我は日常的に起こります。
看護師として園にいる以上、怪我が起きたときにどう対応するかはとても重要。
この記事では、私が実際に行っている怪我対応の流れと、現場で意識しているポイントをご紹介します。
怪我が起きたときの基本的な対応フロー
怪我の内容にかかわらず、まずは落ち着いて対応します。


1. 状況確認・安全確保
- 怪我の様子を確認(部位・状態・出血の有無)
- 周囲の安全を確保(遊具・床の滑り・他児の様子)
2. 応急処置
- 傷の洗浄、止血、冷却など基本処置
- 必要に応じて、園医や医療機関への相談
3. 記録・保護者への連絡
- 怪我の内容・処置・経過を記録(連絡帳・園内記録)
- 園の基準に応じて保護者へ電話または降園時に口頭で説明
4. 園内への報告・共有
- 園長・担任保育士への報告
- 他の保育士にも情報を共有し、再発防止の視点を共有
怪我対応で私が意識している3つのこと
✔ 1. 子どもの“心”に寄り添う声かけ
- 「大丈夫?びっくりしたね」「痛かったね」と気持ちの受け止めを先に
- 怪我よりも「自分が悪かったのでは…」と不安になる子もいるので配慮を
✔ 2. 保護者には“事実と気遣い”をバランスよく伝える
- 「こういう状況で、こういう対応をしました」と冷静に
- 同時に「驚かれたと思いますが…」「ご心配をおかけしました」と丁寧な言葉も忘れずに
✔ 3. 職員間での共有と再発防止
- 同じような場所や場面で怪我が起きていないか確認
- 担任やフリー保育士と共有して、“環境”の見直しにつなげる
よくある怪我と対応例
怪我の種類 | 初期対応 | 保護者連絡のタイミング |
---|---|---|
すり傷 | 洗浄+消毒+絆創膏 | 降園時に口頭でOK |
転倒による打撲 | 冷却+経過観察 | 園の基準によって判断(腫れ・痛みの程度による) |
噛みつき | 洗浄・冷却・記録 | 両者の保護者にそれぞれ説明が必要 |
頭部打撲 | 冷却・嘔吐や元気の有無を観察 | 原則、即時連絡して経過観察の説明 |
記録のポイント
- 怪我の部位・程度・応急処置の内容
- 子ども本人の様子(泣いていた/すぐ元気に遊んだ等)
- 担任・保護者・園長への報告時間や内容



記録は「あとから振り返っても対応の流れがわかる」ことが大切です。
まとめ|“早く・落ち着いて・丁寧に”が怪我対応の基本
怪我はいつ起こるかわかりません。
だからこそ、事前に対応の流れを把握し、職員間で共有しておくことがとても大切です。
看護師として子どもたちの安心を守るために、
怪我の「対応」と「記録」と「共有」まで、丁寧に取り組んでいきたいですね。
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