【保育園看護師の仕事】業務範囲を詳しく解説!実際どこまでやるの?

はじめに

「保育園看護師って、どんな仕事をしてるの?」

病棟やクリニックとはまったく違う環境で働く保育園の看護師。
求人票に「健康管理」「保健指導」などと書かれていても、実際は何をどこまでやるのか不安になりますよね。

この記事では、現役の保育園看護師として経験した実際の業務内容を、わかりやすく整理してお伝えします。


保育園看護師の主な業務範囲

以下は、私が実際に日々行っている業務です。
園によって多少の差はありますが、基本的には次のような内容が中心となります。

1. 園児の健康観察・体調管理

  • 登園時の体調チェック(発熱・咳・下痢など)
  • 午睡前後の観察
  • 体調不良児の対応と保護者連絡

2. 怪我や急変時の対応

  • 転倒・擦り傷・噛まれなどの応急処置
  • 怪我の記録、報告書作成
  • 園長・保護者・医療機関への連絡対応

3. 感染症予防と対応

  • 感染症対応マニュアルの作成・更新
  • 感染拡大時の保護者連絡文作成
  • クラス内・職員内への注意喚起や情報共有

4. 保健だよりの作成

  • 毎月もしくは季節ごとの健康テーマに沿った発行
  • 親しみやすいイラスト・コラム・Q&A形式などの工夫

5. 健康診断・身体測定の補助

  • 健康診断時の測定・誘導サポート
  • 身長・体重測定結果の記録・集計
  • 保護者向けの通知作成

6. 保育士・保護者との連携

  • 保育士からの健康相談への対応
  • 保護者面談時の体調・発育に関する助言
  • 食物アレルギー児への配慮と連携体制の構築

実はここまでやってる?意外な業務も

園によっては、看護師が保育補助や事務作業を行う場面もあります。

  • 0歳児クラスの寝かしつけや抱っこ
  • オムツ交換や保育室の掃除
  • 行事準備・運営サポート
  • 他職員の体調相談や心のケア

看護師視点で“気をつけていること”

  • 保育士さんとのコミュニケーションを密に取る
  • 子どもたちの日々の小さな変化に気づく意識
  • 医療知識を押しつけず、わかりやすい言葉で伝える配慮

まとめ:幅広い業務だからこそやりがいがある

保育園看護師の業務は、医療的ケアだけにとどまりません。
日々の観察と予防を通して、園児・保護者・職員すべてにとっての“安心”を支える存在です。

ときには保育、事務作業にも関わりながら、チームの一員として看護の力を活かす

それが、保育園で働く看護師のやりがいでもあります。


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