目次
はじめに
感染症が増える時期になると、
「消毒、ちゃんとできてるかな?」「掃除って誰がどこまで?」と、
**園内の衛生管理の“曖昧さ”**が気になること、ありませんか?

看護師として何度もモヤモヤした経験から、
今回は**「チェックリストで見える化する衛生管理」**について、実例をまじえて解説します。
なぜ“チェックリスト化”が大事なのか?
- 誰が、いつ、どこを、どんな頻度で?が曖昧になりがち
- 「やってるつもり」「たぶんやってる」が感染のリスクになる
- 見えることで、安心感と責任の共有が生まれる
📝本音メモ
「あ、昨日の棚、誰かやった?」って探り合いがなくなるだけで、すごくラクになります!
基本構成|チェックリストに入れる項目例
項目 | 内容 | 頻度の例 |
---|---|---|
手洗い場・トイレ | 蛇口、ペーパー、床、壁 | 毎日(午前・午後) |
おもちゃ | 口に入れるもの、布製、プラスチック | 週1/必要時 |
食事スペース | テーブル・イス・食器棚まわり | 食事前後/週末 |
午睡マット | 消毒・乾燥・カバー洗濯 | 週1〜2/月末 |
ドアノブ・手すり | 園内共用部分 | 毎日(朝/昼) |
清掃用具の管理 | モップ・雑巾の消毒・交換 | 週1〜2 |
嘔吐・排泄物処理後の消毒 | 専用手順に沿って対応 | 都度(報告も含む) |



記録欄も設けて、“誰がやったか”が見えるように
実際の運用ポイント


職員の負担になりすぎない量・頻度で設計
→ 完璧を目指すより、「現場に合っていて続けられること」が大切!
担任で分担表を決めて“属人化”を防ぐ
→ 担当が休みでも対応がまわるよう、誰が見てもわかる表現に
チェックリストは“職員室と保育室の両方”に貼る
→ 一目で確認できる場所に掲示 or ファイル化すると使いやすい◎
📝チェックリストひな型イメージ(1週間分)
日付 | 担当者 | 項目 | 実施時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
月 | ○○先生 | トイレ手洗い場・ドアノブ | 9:30/14:30 | 問題なし |
火 | △△先生 | おもちゃ消毒(乳児室) | 午後 | 布製なし |
水 | 〇〇先生 | モップ消毒・洗浄 | 午前 | 洗剤補充済 |
…(以下略) |
📝本音メモ
担任さんたちから「忘れなくて助かる!」「やった実感がある」と言われることが増えました!
看護師としての役割は「チェックじゃなく、“気づく目”を育てること」


チェック表をただ配るだけでは不十分。
- 「なぜこれが必要か」
- 「どんな状態を“清潔”とするか」
- 「気になるときに誰に言えばいいか」
こうした**“考え方”を伝えることで、現場が育つ**と感じています。
まとめ|衛生管理は“見えること”から始まる
保育園では、日々たくさんの子どもたちが同じ空間で生活しています。
だからこそ、
ちょっとした拭き忘れや、習慣のズレが感染リスクになる。
でも、誰かを責めるのではなく、
“見える化”と“分かりやすさ”で、みんなが安心して動ける環境をつくっていきましょう。
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