目次
はじめに
「ちょっと聞いてもいいですか…?」
「〇〇ちゃんのことで、少しだけ相談が…」
「病院に行くほどでもないんですが…」
保育園で働いていると、看護師に対して“個人的な相談”を受けることが増えていく場面があります。
一方で、その相談が重なってくると…
✔ 時間の負担
✔ 線引きの難しさ
✔ 保育士との役割のズレ
など、悩みやモヤモヤも生まれがちです。

今回は、**「相談されやすい看護師」としての魅力を保ちつつ、“抱え込まない関わり方”**をご紹介します。
なぜ看護師に相談が集まるのか?
- **「専門家だから」**という信頼
- 保育士とはまた違う“中立的な立場”に見える
- 医療のことだけでなく、“子育て全体の不安”を話したい
📝看護師メモ
保護者にとって「気軽だけど専門性がある人」は、とてもありがたい存在。
でも、その“ありがたさ”を自分が一人で背負いすぎないことも大切です。
看護師として意識したい3つのポイント
① “相談の目的”を丁寧に受け取る
「どうされましたか?」
「それは、誰に相談するのが安心だと思われますか?」
→ 気持ちを受け止めながら、“内容に応じた窓口”へ自然に誘導できるとベスト
② 医療や診断が関係する内容には、きっぱり線を引く
「園では診断はできないので、必要であれば受診をおすすめします」
「おうちでの様子も見て、必要があれば医療機関にご相談を」



→ 看護師としての立場を守ることは、保護者のためにもなる行動
③ 相談内容を“個人で完結させない”
→ たとえ短い会話でも、
- 気になる発言
- 子どもの状態との関連
- 今後への配慮点
などを記録し、必要に応じて担任や主任へ共有しておく
よくある相談&対応のヒント
ケース①:「鼻水が長引いてて…園ではどう思いますか?」
🗣 対応例:
ケース②:「睡眠のこと、気になってて…」
🗣 対応例:
ケース③:「〇〇ちゃん、家で泣くことが増えてて…」
🗣 対応例:
園内で整えたいこと
- “相談はありがたい。でも一人で抱えない”というルールをチームで共有
- 保育士・主任・園長・家庭支援など、連携先の“役割マップ”を見える化
- 看護師への相談記録用メモ/共有ノート/報告フローを整備しておく
まとめ|「頼られる」はうれしい。でも、看護師は“一人対応窓口”じゃない
保護者からの相談が増えることは、
看護師が信頼されている証拠。
でも、それをすべて“自分だけで応えよう”とすると、
いずれ疲れたり、対応ミスを招く可能性もあります。
「受け止めるけれど、抱え込まない」
「つなぐけれど、丸投げしない」
そんなバランス感覚が、看護師として長く信頼される対応力につながっていきます。
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