はじめに
- 「発言のタイミングがつかめない…」
- 「自分だけ違う視点で浮いてる気がする…」
- 「“看護師っぽい話”って敬遠されないかな…」
保育園での会議やミーティングで、看護師が自分の意見をどう伝えるかは、実はとても重要なスキルです。
“話す内容”だけでなく、
“伝えるタイミング”や“言葉の使い方”で、伝わり方がガラッと変わります。

今回は、看護師として園内会議で「伝えたいことが伝わる」ためのコツを実例付きで紹介します。
会議での「看護師の立場」って?
項目 | 内容 |
---|---|
主な役割 | 子どもたちの健康・安全の視点から意見を補足・提案 |
求められるスタンス | 感情ではなく“事実・観察”に基づいた提案型の発言 |
大切なこと | 保育士や他職種と“対等”であることを忘れないこと |
📝看護師メモ
医療や心理の専門性を持っていても、会議では“共有・協力”の姿勢が伝わらなければ意味がない。
“相手の立場を尊重しながら伝える”のがキモです。
まず意識したい3つのこと
① 「発言の目的」を先に伝える
「これは提案というより、気づきとして共有です」
「判断は主任・園長にお任せしたいのですが…」



→ 発言の“重さ”を自分で調整して伝えると、受け止められやすくなる!
② 自分の視点に責任を持つ
「保育とは少し違う視点かもしれませんが、看護師としてはこう感じました」
→ “専門家ぶる”のではなく、“別の角度からの気づき”として提示するのがポイント
③ 質問の形で投げかける
「こんな対応もありかもしれませんが、どう思われますか?」
「看護師としてはここが気になっていますが、先生方のご意見も聞かせていただけますか?」



→ 押しつけず、共に考える形で発言すると浮きにくい◎
よくある会議シーンと発言例
ケース①:「けがが続いている状況で発言したい」
🗣 発言例:
「ここ最近、転倒や接触によるけがが少し続いているように感じています。
看護師としての視点ですが、保育環境や導線の確認などの視点からも一緒に振り返れたらと思います。」
ケース②:「感染症対策の強化を提案したい」
🗣 発言例:
「全体的に体調を崩す子が増えてきていて、消毒・手洗いの徹底に加え、午睡マットや共用玩具の扱いも見直せたらと感じました。
園全体の動きとしてご相談できればと思います。」
ケース③:「子どもの“気になる行動”について共有したい」
🗣 発言例:
「〇〇ちゃんについて、看護師の立場から見ると、午睡中の落ち着きに波があるように感じています。
保育士の先生方のご様子もお聞きしながら、必要があれば支援の方向を検討できたらと思います。」
会議中に使いやすい“連携ワード”集
シーン | 使えるひと言 |
---|---|
発言前 | 「少し補足させていただいてもいいですか?」 |
話しにくいとき | 「少し言葉に迷うのですが…伝えさせてください」 |
立場を示すとき | 「看護師の視点になりますが…」 |
方向づけたいとき | 「園全体としてどうされるか、相談させてください」 |
まとめ|“伝わる看護師”が、園の安心を底上げする
保育園での会議は、
ただ意見を言う場ではなく、
“いろんな視点が交差しながら、一緒に支え合っていく”場です。
だからこそ、看護師としての発言は、
- 主語を自分にする(「私はこう見ています」)
- 相手の立場を尊重する(「どう感じられますか?」)
- 自分の意見を押しつけない(「いかがでしょうか?」)
この3点を意識するだけで、発言の伝わり方と信頼度が変わります。
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