目次
はじめに
朝晩の気温差が大きくなり、
子どもたちの咳・鼻水が目立ってくる季節。
でも、「風邪なのか?」「アレルギーなのか?」の判断に迷う場面も増えてきますよね。

この記事では、**保育園看護師としてできる“見極めポイント”と、“対応・声かけの工夫”**をまとめています。
咳・鼻水の原因はひとつじゃない
この時期に多い“咳・鼻水”の主な原因👇
原因 | 特徴 |
---|---|
風邪(ウイルス性) | 発熱・食欲低下・だるさを伴う/集団で流行しやすい |
アレルギー性鼻炎 | 鼻水が透明・さらさら/目のかゆみ/朝方がひどい |
気温差・乾燥 | 鼻・のどの粘膜が敏感に反応/室内と外気の差で悪化 |
喘息傾向・咳喘息 | 咳が長引く/夜間や早朝に強くなる/音が混じる咳(ヒューヒュー) |
📝看護師メモ
同じ「鼻水」「咳」でも、“タイミング・質・合わせて出ている症状”に注目すると原因のヒントになります。
見極めポイント|保育園でできる観察のコツ
① 鼻水の状態チェック
- 透明 → アレルギー・初期の風邪
- 黄色・粘っこい → ウイルス・細菌感染の可能性
② 咳の時間帯と様子
- 朝だけ/寝起きに強い → アレルギーや気温差の影響かも
- 日中も持続/咳き込んで吐く → 感染性・咳喘息の可能性も
③ 併発している症状を確認
- 熱・だるさ・食欲低下 → 風邪の可能性が高い
- 目のかゆみ・皮膚トラブル → アレルギーとの関連を考える
保育士と共有したいこと
- 「この子、朝いつもより咳き込んでた」などの“変化”を伝え合う
- 鼻をすすってばかりの子 → こまめな拭き取り&皮膚荒れ防止のケアも大切
- 「元気だけど咳・鼻水がある子」の活動量・室温・外遊び可否の調整を相談する
保護者への伝え方と工夫
☑︎ 保護者へ伝えるときは…
- 「風邪が流行ってきているので、念のため受診もご検討ください」
- 「朝の様子と園での様子がちがうようでしたら、またご相談くださいね」
- 「お薬を使用中の方は、変更や指示があればお知らせください」
📌ポイント:
→ “断定”ではなく、“一緒に見守る姿勢”で話すと安心感が生まれます。
保健だより・掲示に使えるミニ情報
- 「鼻水の色で見る体調のサイン」
- 「乾燥の時期、加湿と水分補給で風邪予防」
- 「よくある質問:鼻水だけで休ませるべき?」などのQ&A形式も◎
まとめ|“よくある症状”こそ、ていねいに見る看護の目
咳や鼻水は、どの子にも起こる“よくある症状”。
でもその裏に、感染・アレルギー・喘息…それぞれ違うリスクや配慮が隠れています。
看護師として、
「様子を見ましょう」の一歩先へ。
“見極めて伝える・共有する”ことが、園全体の安心を支える力になります。
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