目次
はじめに
2月になると、気温はまだ低いままなのに
目のかゆみ・肌の赤み・かさつきなど、
子どもたちに「見えにくい不調」が増えてきます。
その主な原因は、
✔ 花粉の飛散開始
✔ 空気の乾燥
✔ 寒さによる血行不良や肌バリアの低下

この記事では、看護師として気づきたい変化・ケアの工夫・保護者への伝え方をまとめました。
この時期によくある“目と肌”のトラブル
不調 | 特徴とケアポイント |
---|---|
結膜炎・目のかゆみ | 目をこする/涙が出る/充血/まぶたの腫れ → 洗顔・冷却で対処/ひどいときは受診を促す |
鼻のかみすぎによる皮膚炎 | 鼻まわりの赤み・かゆみ → ワセリンなど保湿+こすりすぎ注意/保育士との連携 |
顔・手の乾燥/かゆみ | ほっぺ・手首・足首が粉を吹く → 保湿ケア+衣類の素材・こすれにも注意 |
📝看護師メモ
「鼻水が出てるだけ」ではなく、“鼻のかみすぎによる二次症状”にも注目!
観察時のポイント|こんなところも見てみよう
- 目をやたらとこする/片方だけかゆがる
- 鼻を何度もかんで、皮膚が赤くなっている
- 頬にうっすら赤み/かさつき(白い粉)
- 午睡後、かゆみや赤みが悪化する(乾燥+汗の刺激)



“本人が訴えない不調”ほど、表情や仕草でキャッチ!
保育士と共有しておきたいこと
- 「かゆそうにしていたら、早めに冷やす or 看護師に声をかける」
- 鼻かみ後のケアを一緒に行う(濡れタオルでふく/保湿)
- 乾燥が強い日は、外遊びの時間や服装の調整提案も視野に
保護者へのやさしい伝え方
- 「この時期は乾燥+花粉で、ちょっとした刺激でもかゆみが出やすくなります」
- 「保湿してもかゆみが強いときは、医師の処方で症状がラクになることもあります」
- 「鼻水ケアと一緒に、鼻まわりの保湿もしてもらえると皮膚が守られやすいです」



ポイント:
→ 「乾燥のせい」「季節的なもの」という前提で話すと、保護者の気持ちも軽くなります。
保健だよりや掲示に使えるネタ
- 『かゆみと赤みの季節です』
- 花粉・乾燥・鼻のかみすぎ…実は原因はいろいろ
- 『保湿のタイミングは?』
- 朝の登園前/午睡明け/お風呂上がりがおすすめ!
- 『鼻のかみ方の練習してます!』
- 両鼻を一度にかむと耳に負担が…やさしく片方ずつがおすすめ◎
まとめ|見えにくいけれど“気づいてもらえる”と安心する
花粉や乾燥の影響は、
「発熱」や「嘔吐」のように目立つ症状ではありません。
でも、子どもたちはそれをちゃんと感じていて、
**“誰かが気づいてくれるだけで、安心できる”**という場面がたくさんあります。



看護師として、
そのちいさな違和感に気づき、そっと寄り添うこと。
それが、春先までの健やかな毎日を支える力になります。
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