目次
はじめに
6月。梅雨に入ると、湿気と汗で肌トラブルが一気に増える季節です。
この時期、保育園でよく見られるのが以下のような皮膚の不調👇
- とびひ(伝染性膿痂疹)
- あせも(汗疹)
- 水虫(白癬)
- 虫さされの二次感染
どれも、早めのケアと“気づき”が予防のカギになります。
今回は、看護師として現場で意識しておきたい観察ポイントと対応のコツをご紹介します。
よくあるトラブル①|とびひ
💡特徴と原因
- 虫刺されや湿疹を引っかいた後に、細菌がついて感染
- 黄色ブドウ球菌や溶連菌が主な原因
🩺看護師としての対応視点
- かきこわし→じゅくじゅく→赤み広がり=とびひを疑う
- 家庭に受診を促す際は、「とびひの可能性がある」と柔らかく伝える
- 登園の可否は園医の判断 or 園規定に従う
よくあるトラブル②|あせも(汗疹)
💡特徴と原因
- 首・お腹・背中など汗がたまりやすい場所に多く出現
- かゆみで眠れない・不機嫌になる子も
🩺看護師としての対応視点
- シャツ・下着の汗染みチェックを定期的に(午前/午後)
- 保育士に着替えのタイミングの声かけを行う
- 保護者には「汗をかいたらすぐ着替えることの大切さ」をやさしく伝える
よくあるトラブル③|水虫(白癬)
💡特徴と原因
- 足の裏・指の間の皮がむける/赤みやかゆみがある
- 大人の家族から感染するケースも(家庭内伝播)
🩺看護師としての対応視点
- 見た目で「かさかさ」「白くふやける」など気づけたら保護者に確認
- 室内でのスリッパ/マットの共用に注意
- 定期的な足ふき習慣(午睡後など)を提案
保育士・保護者と共有したいポイント
✅ 保育士向け
- 「汗かいてるけど、ぐずってるし今は…」→ その“今じゃない”が悪化の原因に
- 「かさぶたみたいだけど?」「虫刺されかも?」という**“気づきの声”を拾う習慣づけ**
✅ 保護者向け
- 「見た目以上にかゆくて眠れなかったり、不機嫌になる子が多い時期です」
- 「着替えを多めに持ってきてもらえると助かります」
- 「皮膚科を早めに受診してもらえると安心です」
保健だよりに使えるミニネタ
- 「あせも予防には“着替え+シャワー+汗を流す”が基本です」
- 「とびひは兄弟間でもうつるため、タオルの共有に注意」
- 「汗をかきやすい子には“お腹ガーゼ”や“吸湿インナー”が効果的」
まとめ|皮膚の変化は“心と体のバロメーター”
6月は、肌トラブルが「かゆい・痛い・不快」となり、
子どもの情緒面や睡眠の乱れにもつながりやすい時期。
看護師として、
“ちょっと気になる肌”を見逃さず、
「どう声をかけて、どう共有するか」が専門性の見せどころです。
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