目次
はじめに
「保健室って、どんなふうに整えたらいいんだろう?」
「そもそも部屋がない園では、どうすればいい?」
保育園の看護師にとって、“保健室の環境”=ケアのしやすさと子どもの安心感につながる重要なポイント。
今回は、保健室の役割の再確認から、
実際に整える際の工夫・スペースのない園での代替案まで、わかりやすくお届けします!
保健室の役割とは?

保育園における保健室は、学校のような“医務室”ではありません。
園の規模や体制によって、役割や使い方が異なります。
主な役割:
- 体調不良時の一時的な休息スペース
- 怪我・体調観察などの簡易ケア対応
- プライバシーを守って保護者とやりとりする場所
- 看護師が記録や衛生管理を行う拠点
📝本音メモ
「ただの空き部屋」になってしまう園もあります。
“誰のためのスペースか”を意識することが大事です。
保健室を整えるときの基本ポイント
1. ベッドまたはリクライニングチェアの設置
→ 体調不良児が横になれる環境。カーテンや仕切りで半個室化すると安心。
2. 衛生物品の見える収納
備品 | チェックポイント |
---|---|
体温計・血圧計・聴診器 | いつでも取り出せる・名前記入あり |
消毒スプレー・手袋 | 棚 or 壁掛け収納で動線に合わせる |
処置セット(ガーゼ・絆創膏) | 怪我対応用に一括配置+補充ルール |
3. 保健記録・緊急対応マニュアルの整理
- バインダーやファイルでカテゴリ別に
- 保育士が見ても分かるようにラベリング
保健室が“ない”園の場合の工夫
① 間仕切りパーテーション+折り畳みベッドの活用

→ 一時的でも“落ち着けるスペース”をつくる
② 保育室内の一角を「ミニ保健スペース」として整備



→ 床マット+消毒セット+保冷剤収納ボックスなどを設置
③ 収納棚やワゴンを“動かせる保健室”にする



→ 看護業務をしやすいよう、必要なものをひとまとめに可動式にする
看護師として伝えたい「保健室の意味」
- 体調を崩した子が、“ちょっと安心できる場所”
- 保育士や保護者も、“任せていいと思える場所”
- 看護師自身が、“働きやすくなる環境”
📝本音メモ
「ただ寝かせる部屋」じゃなくて、「看護のまなざしが届く場所」だと感じています。
まとめ|“整える”ことは、“安心を届ける”こと
保健室の整備は、設備投資だけでなく、
園全体の安心・信頼・看護師の専門性をつくっていく一歩です。
スペースがあってもなくても、
「ここにいると安心する」――そんな場所づくりを、できるところから始めてみませんか?
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