目次
はじめに

「今日、また電話が来て…」
「登園後もLINEで体調確認されるんです…」
「ちょっとしたことでも不安が強くて…」
保育園現場では、“不安が強い保護者”との対応に疲れてしまうことも少なくありません。
でもその背景には、
✔ 子どもを想う気持ちの強さ
✔ 以前のトラブル経験
✔ 家庭の中の不安定さ など、様々な事情があります。



今回は、**看護師として「不安に寄り添いながらも、飲み込まれない対応のコツ」**をお伝えします。
そもそも“過敏”ではなく“過剰に心配してしまう状態”
- 子どもを守りたい気持ちが強い
- 情報に敏感になっている
- “自分を責めたくない”という無意識の防衛反応
📝看護師メモ
その保護者自身が、誰かに「大丈夫」と言ってほしいのかもしれません。
看護師は、“安心を届ける存在”として対応することができます。
看護師として意識したい3つの関わり方
① “感情”には共感、“判断”には冷静に
「心配になりますよね」
「わたしも親だったら、きっと同じように気になります」
→ ただし、対応判断においては**“事実ベース”で冷静に説明**
② 「大丈夫です」だけで終わらせない
「〇〇があるから、大丈夫そうです」
「熱はありませんが、咳の様子は今後も見ていきますね」



→ 安心感+継続的な見守りをセットで伝える
③ “安心のルート”を明確にする
「気になることがあれば、まずは〇〇時に電話でお伝えくださいね」
「〇〇の件は、連絡帳でも毎日お伝えしていきますね」
→ 連絡のタイミング・手段・頻度を先に決めておくと、保護者も安心+園も疲弊しにくい
よくあるケース別・対応のヒント
ケース①:毎日のように“症状報告”が続く
🗣 対応例:
ケース②:“他の子にうつらないか”を強く気にする
🗣 対応例:
ケース③:“保健室に呼び出されすぎ”と感じる
🗣 対応例:
保育士・園との連携ポイント
- 対応を**“看護師だけで抱え込まない”ことが鉄則**
- 情報共有ノートや記録を残し、全職員が対応方針を共有
- 必要であれば園長・主任・家庭支援担当も巻き込み、“組織で対応する姿勢”を
まとめ|「信頼されているからこそ、不安を訴えてくれる」
不安が強い保護者は、
園に“迷惑をかけたい”のではなく、
**「わが子を守りたい」「安心したい」**という想いが強いだけ。
看護師として、
- 感情を受け止め
- 判断を冷静に伝え
- 対話のルートを整える



そんなバランスのとれた関わりが、信頼関係と園全体の安心感を支える看護の力になります。
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