それは、“冷たくなった”のではなく、消耗かもしれません
こんにちは。
のん|産業保健師×公認心理師です。
最近、
患者さんにイライラしてしまう。
優しくできない。
話を聞く余裕がない。
そんなふうに感じることはありませんか?
そしてそのあとに、
「こんな自分、看護師失格かもしれない」
と落ち込んでしまう人も少なくありません。
今日は、
“患者さんに優しくできなくなっている時”
について書いてみたいと思います。
看護師は、「感情」をかなり使う仕事
看護師って、
身体だけじゃなく、
“感情”
もかなり使っています。
患者さんの不安。
ご家族対応。
クレーム。
気遣い。
ずっと、
人の感情に触れ続ける仕事
なんですよね。
だから疲れてくると、
“優しくする力”
そのものが減っていくことがあります。
「ちゃんと対応しなきゃ」が、自分を追い込むこともある
真面目な看護師さんほど、
「優しくしなきゃ」
「ちゃんと寄り添わなきゃ」
と思っています。
だから、
余裕がなくなっている自分
に気づくと、
強く自分を責めてしまうことがあります。
「ナースコールがしんどい」が増えてきた時
例えば、
- 同じ訴えの繰り返し
- 長い話
- クレーム対応
- 頻回コール
こういうものが、
以前よりかなりしんどく感じる。
それって、
“性格が悪くなった”
のではなく、
感情のエネルギーが減っている
こともあります。
「人と関わりたくない」が出てくることもある
特に、
- 一人になりたい
- 患者さんと距離を取りたい
- スタッフとも話したくない
そんな状態が続いている時。
かなり消耗していることもあります。
「向いていない」のではなく、“回復不足”のこともある
こういう時、
「看護師向いてないのかな」
と思う人もいます。
でも実際は、
- 夜勤
- 人手不足
- 緊張の連続
- 感情労働
かなり強い負荷が積み重なっていることも多いです。
だから、
“向いていない”
ではなく、
“回復が追いついていない”
状態のこともあります。
「優しくできない自分」を責めすぎなくて大丈夫
疲れている時ほど、
「もっと頑張らなきゃ」
と思いやすいです。
でも、
エネルギーが減ったまま無理を続けると、
さらに苦しくなることがあります。
だからまずは、
「今、自分かなり疲れてるかも」
と気づいてあげること。
それも大切です。
「辞める」だけじゃなく、“整理”が必要なこともある
疲れている時って、
「辞めるしかない」
と思いやすいです。
でも実際は、
- 異動
- 夜勤調整
- 働き方変更
- 休職
- 転職準備
など、
“間の選択肢”
があることもあります。
おわりに
患者さんに優しくできない。
そんなふうに感じる時。
それは、
“冷たくなった”
のではなく、
かなり頑張ってきたサイン
かもしれません。
だからまずは、
「今、自分はかなり消耗してるのかもしれない」
と気づいてあげること。
それも、大切なのだと思います。
「辞めたいのか、自分でも整理できない」
「まだ働けているけど、人と関わる余裕がない」
そんな状態のまま、相談に来られる方もいます。
“答えを出す場所”というより、
“少し整理する場所”
として、オンライン相談も行っています。


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